2015年3月14日に北陸新幹線長野-金沢間開業して以後の富山駅を含む周辺の鉄道線連続立体化は、2015年4月20日にあいの風とやま鉄道上り線・JR高山本線が高架線へ切換え、2019年3月4日にあいの風とやま鉄道下り線が高架線へと切換えられた。そして富山地方鉄道は本線の電鉄富山駅から稲荷町方約1.0kmの高架化が2019年11月に都市計画の事業認可を受けて建設工事を開始した。
高架化への建設工程は、まず線路の山(南)側に仮線を敷設する工事を開始していて、すでに旧1番線ホームが使用停止になっていたが、ついに2022年3月27日に仮1番線ホームの使用を開始して、同時に2番線ホームが使用停止された。 上写真からも解るように、仮線の車止め位置が稲荷町寄りへ電車2両と少し分程移動している。仮線を本線からの前面展望で眺めてみた
仮線切換えの記事は時期的にはかなり時間が経ってしまったが、そのお蔭により海側の仮線がどのように敷設されるのかの状況が予測できるまでに工事が進んでいたので、本線を走行する上り電車からの前面展望にてそれを眺めていこう。
海側の仮線は、現在の山側の仮線と並びで敷設される。電鉄富山駅仮ホームは2面2線で、車止めが約50m稲荷町寄りに移動するいう点を頭の片隅に入れて前面展望の写真を見ていただきたくお願いしたい。
この辺の工事予定は、線路切換えの日程が解りしだいココでお知らせしようと思っている。
撮影日:2022年8月1日
富山駅付近連続立体交差事業の詳細は下記URLにて。
https://www.pref.toyama.jp/documents/5371/01477220.pdf