富山と東京8月号(令和5年)発行

富山と東京8月号(令和5年)発行

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表紙の言葉

夏の夜を彩る「たてもん祭り」
大漁と海上の無事安全を祈る「たてもん祭り」は、高さ16mもある大柱に90余りの提灯が帆型に吊るされた7基の「たてもん」が若者たちによって威勢よく引き回される姿は、300年以上前から続く魚津漁師たちの誇りだ。

目次

■ニュース
■連合会だより
■東京朝乃山後援会だより
■高砂部屋だより
■第6回まるごと富山フェア
■会員だより
■郷土の先覚者・正力松太郎連載 第2回
■宇奈月温泉開湯100周年特集
■県広報とやま
■随筆‬「入営の餞別」【連合会理事・東京入善会相談役 三日市 晧氏】
■首都圏本部だより
■イベント案内
■トピックス・編集後記ほか
■協賛広告

編集後記

◆気候変動とは言え、今年の夏は異常だ。日差しが痛くさえ感じる。
その猛暑の中、4年振り開催の隅田川花火大会は、100万人を超える観客が2万発の花火を満喫。花火の打上音と、火薬の匂いに久々気分が高揚した夏の夜を過ごした。
他方、豪雨による被災された方々を想うと胸が痛む。
◆大荒れだった大相撲名古屋場所が終了した。優勝に絡むと期待された朝乃山関だったが、怪我のため休場のニュースが飛び込んできた時は、まさかと我が耳を疑った。
これで二場所は遅れたな、治療に専念し、完治した9月場所から出直しだといったんは覚悟した。
しかし、朝乃山関の決断により12日目から土俵に復帰したが、相当の覚悟があったはずだ。
皆さんから力のこもった応援を受け4連勝で見事勝越しを決めた。非の打ちどころがない勝ち越しだ。
堂々の取り口は強い大関時代の再現を思わせた。
相撲は、心技体の充実に加えて怪我との戦いだ。これに勝ちぬかなければ真の勝者にはなれない。先ずは怪我を完治して土俵に望んでほしい。8月地方巡業は、地元富山県での、黒部場所と氷見場所が開催される。地元とやまのパワーを、余すところなく全身で吸収して、本場所9月場所での優勝を大いに期待している。

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