富山と東京7月号(令和5年)発行
表紙の言葉
竣工60周年を迎えた黒部ダム
「世紀の大工事」と言われた黒部ダム建設。昭和31年(1956)に始まり、昭和38年(1963)まで、実に7年の歳月と延べ1000万人もの人手により完成し、今年で竣工から60周年を迎えた。いまもなお、日本最大級の規模を誇る。
目次
■ニュース
■連合会だより
■東京朝乃山後援会だより
■高砂部屋だより
■令和5年懇親のつどい特集
■会員だより
■宇奈月温泉開湯100周年記念特集
■随筆「服部時計店」【連合会理事・東京入善会相談役 三日市 晧氏】
■郷土の先覚者・正力松太郎 連載第一回
■ふるさとメール
■首都圏本部だより
■暑中見舞い名刺広告
■イベント案内
■トピックス・書籍紹介・編集後記ほか
■協賛広告
編集後記
◆各地で、関係人口が注目を集めている。
少子高齢化が進む中、移住した「定住人口」と、観光に来た「交流人口」そしてその中間に位置する関係人口が注目されているのだ。
急速に進む人口減少と高齢化は、社会インフラおよび、地域福祉や街づくり分野の、担い手不足が深刻化している。これらの活動を担うのがまさに関係人口である。
関係人口創出、拡大を図るには、関係人口(富山ファン)と地域(富山県)の架け橋となる組織、団体が必要不可欠である。
しかし、関係人口と地域を繋ぐ支援組織は容易に見つからない。
内閣府では、民間企業やNPO法人などに補助金を出すなどして支援組織を後押ししている。幸い富山県では、他県も羨む郷愛に満ちた団体、東京富山県人会連合会を有している。
県、市町村、県人会が一体となり、関係人口1000万実現に向けて、さらにより強固な組織の確立を図るため、その原動力となる県人会を大いに活用すべきではなかろうか。