富山と東京3月号(令和5年)発行
表紙の言葉
雪解けを待つ本宮砂防堰堤
本宮砂防堰堤(ほんぐうさぼうえんてい)は、昭和12年に完成し、国指定の有形文化財にも登録されている。高さ22m、長さ107mと日本一の貯砂量を誇る重力式コンクリート造堰堤である。常願寺川流域の土砂災害から人々の暮らしを守り続けている。
目次
■目次
■ニュース
■連合会だより
■東京朝乃山後援会だより
■高砂部屋だより
■会員だより
■卯年生れの会
■氷見寒ぶり友好交流懇親会
■損保ジャパンで「まるごと富山フェア」
■サテライトオフィス誘致事業紹介
■随筆「老いのはじまり」【連合会理事・東京入善会相談役 三日市 晧氏】
■郷土の先覚者・高峰譲吉連載第4回
■ふるさとメール
■首都圏本部だより
■連載「玄冬残日録」46『途上者たちのコンサート』【東京城端会 久藤弘之氏】
■イベント案内
■人事異動・編集後記ほか
■協賛広告
編集後記
◆編集後記令和2年2月発生以来コロナ感染の拡大は3年に及び、社会全般に多大な影響を与えました。今年に入りようやく感染者数が減少し、収束の兆しが感じられます。
3月からは、マスク着用は個人の判断が基本とされ、スポーツ観戦の声出し応援も緩和されるとの事です。
富山県人会においても、昨年迄中止していた各会のイベントも順次、開催予定が寄せられております。人の流れと共に、経済の流れが活発になる事を期待したい。
◆国技館が混みだすのは、通常幕内土俵入りの午後3時半頃である。しかし初場所は連日異変が起きた。十両土俵入りが始まる午後2時から館内が混みだし、会場のそこここに朝乃山の応援タオルが踊っている。そして12日間の満員御礼の札が出た。
相撲人気が低迷している中で珍しい現象である。これは朝乃山効果に他ならない。
2月27日相撲協会から、3月場所の番付発表があった。当然幕内入りを確信し、期待していたファンが多かったが、十両筆頭に留め置かれた。相撲協会の辞書には粋な計らいという文字が存在しないようだ。何とも腑に落ちない裁定にストレスが溜まる。
当の朝乃山関は一喜一憂せず泰然と構え、先を見据えて稽古に打ち込む姿は誠に美しい。
朝乃山がんばれ!