富山と東京8月号(令和3年)発行
表紙の言葉
ヒスイの勾玉の故郷 ヒスイ海岸
ヒスイ海岸は、朝日町の最東に位置する、幅100m・東西約4㎞に連なる日本でも珍しい砂利浜の海岸。夏には若者や家族連れの海水浴客で溢れかえります。近くに険しい山々の峰が迫り、夕暮れ時には夕日に染まる美しい海岸を見ることができる。
目次
■目次
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■TokyoTkyoJapan
■ふるさとと首都圏をつなぐ
【プロフェッショナルメディック株式会社 代表取締役 澤田大作氏】
■映画紹介「鳩の撃退法」
■郷土の先覚者 安田善次郎 没後100年「大勝負に2度打って出る」
■随筆 献血【連合会理事・東京入善会相談役 三日市 晧氏】
■連載「玄冬残日録 27」エフェソスと一乗谷遺跡【東京城端会 久藤弘之氏】
■高砂部屋だより
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■県広報とやま
■首都圏本部だより
■いきいき富山館イベントスケジュール
■イベント案内
■編集後記
■協賛広告
編集後記
◆7月23日2020東京オリンピック開会式の日である。東京の空に航空自衛隊のブルーインパルスが五輪のマークを描くという。不要不急を肝に命じながらも、この時を逃したら、二度と見る機会はないであろうと、見晴らしの良い、しかも密を避けた皇居前を選び、出かけた。
1時間前に東京駅へ到着、行幸通りを進んで皇居前に場所を構えた。緊急事態宣言下の影響か、人出は少なかった。
ところがその思いも瞬く間に打ち消された。あれよ、あれよと言う間に、東京駅、行幸通りから皇居前広場まで、大勢のカメラマンや見物の人だかりで埋まってしまった。強い日差しの中、空を見上げてカメラをかざす姿が、コロナ禍をつかの間、忘れさせる幸せなひと時に感じられた。素晴らしい演技に、集まった人達が誰からともなくブルーインパルスのチームに感謝の拍手を贈った。