高岡七夕の中を走る万葉線高岡-片原町の路面区間土日夕刻運休など

土・日は高岡-片原町間の併用軌道を夕刻運休するので線路上を歩ける!?

高岡市の七夕まつりは、日本海側随一の七夕まつりとして有名で、高さ20mほどのジャンボな七夕飾りが末広町通り「すえひろーど」「末広坂」の約500mに飾られ、毎年8月1日~7日の間で開催(コロナ禍によって2020年は中止・2021年は縮小)される。

高岡駅-末広町電停間を走るMLRV1000形アイトラム1003ABドラえもんトラム。奥が高岡駅方。タイトルは末広町電停から眺めた高岡駅方で電車はMLRV1000形アイトラム1006ABレイルラボ。撮影:2022年

さて、この会場となっている末広町通りの真ん中には万葉線の単線併用軌道が通っていることは富山県の鉄道軌道好きな方ならご存知と思う。なので、七夕まつりの期間はその林立する七夕飾りの中を走行する路面電車の姿が見れる。

期間中、末広通りを中心に周辺一帯でイベントが数多く催される

高岡七夕は、2024年は8月1日(木)18:30~クルン高岡2階デッキでのオープニング・点灯式から、8月7日(水)20:00まで、高岡駅北口前より延びる末広町通りを中心にして、周辺一帯の各所でイベントが多数開催される。

クルン高岡2階デッキに展示された手づくり行灯。左奥は1日18時30分~オープニングなどが行われるサテライト会場。撮影:2022年

ウイング・ウイングの願い短冊の杜。撮影:2022年

なお、それらのイベントの詳細に関しては記事末の、チラシもしくは「たかおかストリート」さんのURLにて。そして、七夕行事的〆くくりの「願い短冊お焚き上げ」は8月7日(水)AM10:30~射水神社にて執り行われるとのこと。

JR高岡駅ペデストリアンデッキ上からの末広町通りの片原町方の眺め。電車はドラえもんトラム。撮影:2022年

土・日の夕刻~高岡七夕会場の末広町通りが歩行者天国に…

高岡七夕まつりの期間は林立する七夕飾りの中を走行する路面電車の姿が見れる…と上述したけれども、ただしこの光景は終日見られるわけではなく、土曜・日曜はここ末広町通り「すえひろーど」区間が夜に歩行者天国になるため交通規制が敷かれ、その時間は万葉線の路面電車も末広町通り部分の併用軌道区間 高岡-片原町 間は運休するので、路面電車と七夕飾りの組み合わせは見られない。

JR高岡駅ペデストリアンデッキ上からの末広町通りの片原町方の、区間運休時間帯の眺め。撮影:2014年

本年の歩行者天国は3日(土)と4日(日)で実施時間は17時~20時だが、その路面電車の末広町通り部分の区間運休は、高岡→片原町16時00分発後~、~高岡21時09時分着(予定)までになる。

高岡駅前交差点付近からの末広町通りを片原町方に、こちらも区間運休時間帯に眺めたところ。区間運休した後の歩行者天国の時間帯になると、軌道上を歩けるのが嬉しい。撮影:2014年

平日や土・日の日中にジャンボな七夕飾りの中を走る路面電車を歩道から眺めるのも良いが、万葉線が一時的に区間運休する土・日の夜に、歩行者天国になった道路の併用軌道上を歩くのも楽しそうだ。

ことしは乗り物系のイベントは一つのみ!?

ところで、筆者のテイストとなる乗りもの系のイベントだが、ことしの高岡七夕まつりの「たかおかストリート」さんのサイトをじっくり見たが、乗りもの系のイベントは、末広町通り「すえひろーど」での8月3日(土)17:30~20:00の「はたらく車の展示」くらいであろうか? 昨年は、のりもの体験イベントなど数多くプログラムにあったが、コレも時代の流れだろうか。

高岡七夕まつり のチラシ。

上のチラシのPDF
https://www.takaoka-st.jp/wp/wp-content/uploads/20240719160111.pdf

高岡七夕2024の詳細は下記「たかおかストリート」URLにて。
https://www.takaoka-st.jp/event/tanabata/

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や変更があった場合にはご容赦ください。

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